担当者 LifeVantage

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「フローラ:肌の上に生息する微生物叢とスキンケアの関係(後編)」では、美肌の鍵である肌フローラを健康に保つ方法をご紹介いたします。是非実践してみてください。

肌フローラのバランスが乱れると

人体にとって有益なバクテリアは数多く存在します。薬用ソープの使い過ぎは肌バランスを崩し、かえって菌への耐性を失うことにもつながります。

肌の生態系がほんの少し崩れただけで肌フローラ全体のバランスが乱れ、以下の症状が現れます。

  • 敏感肌(バリア機能が低下する)
  • 悪玉菌の異常増殖(ニキビや湿疹の原因)
  • 乾燥肌
  • くすみ
  • 小ジワからしわへの移行
  • 加齢の影響の進行

食生活が乱れると、腸と同様に肌にも不調のサインが表れるようになります。しっかりした栄養とケアが大切です。

肌フローラを健康に保つ方法

1. 食物繊維が豊富で健康的な食事をとる

発酵して腸内細菌のエサとなるような食品を意識しましょう。発酵食品は、悪玉菌に対する肌の抵抗力を向上させ、保水力をアップします。「自分の肌フローラが健康ではないかもしれない」と感じるなら、先ずは食生活を見直してみてください。

2. 優しく洗顔する

清潔と無菌状態は別物です。アルコールやトリクロサンなどの強力な抗菌成分を避け、肌を優しく扱うようにしてください。身体は健康そのものであっても、肌はいたって繊細です。

3. 洗顔の際に肌のpH とフローラを意識する

正常な肌のpHは約5前後です。傾いた場合には、バランスが乱れ、肌のバリア機能と、肌フローラにダメージにつながります。pHはひとりでに正常値に戻りますが、ダメージの補修には時間を要します。

4. 皮膚温に気を配る

熱すぎるお湯や(炎症を伴う日焼けの原因となる)高い皮膚温だけでなく、長時間低温にさらされることも(低体温症や凍傷の原因となるため)避けてください。低温も高温も肌に負担をかけます。凍傷ほど明らかな損傷でなくとも、肌ダメージは全般的に治りにくく完治しないものも多々あります。

5. 肌をこすらない

乾布摩擦も目の粗いスクラブも気持ちよいものですが、肌フローラにとっては大敵です。ダメージを受けた肌フローラはいずれ元に戻りますが、それまでの間、肌は不安定で敏感になりがちです。肌が生まれ変わる平均的なサイクルは約27日ですが、深部にダメージを受けた場合には数ヶ月に及ぶこともあります。また、シワの原因にもなります。

6. 週に何度かはしっかり身体を動かす

エクササイズすると、肌の血流量が増加し、重要な栄養素と酸素がしっかりと供給されます。屋外でエクササイズする際には、日焼け止めの塗り忘れに注意しましょう。