太陽、塩素、海水、紫外線…、初夏から夏にかけて、髪にとっては一層外的負担が加わり、ダメージが深刻になることも。暑い季節は髪が傷みがちになり、変色、うねり、脂っぽさなどのトラブルも発生しやすくなります。これからの季節に備えて、髪をダメージから守るヒントをいくつかご紹介しましょう。
太陽、塩素、海水、紫外線…、初夏から夏にかけて、髪にとっては一層外的負担が加わり、ダメージが深刻になることも。暑い季節は髪が傷みがちになり、変色、うねり、脂っぽさなどのトラブルも発生しやすくなります。
極端な気候が髪によくないことは皆さんもご存じでしょうが、髪や頭皮にとってはエアコンでさえダメ―ジの原因になるなんて思いもよらないのではないでしょうか。
これからの季節に備えて、髪をダメージから守るヒントをいくつかご紹介しましょう。
帽子をかぶる:
帽子をかぶれば、頭皮をカバーするだけでなく、ファッションのちょっとしたアクセントにもなります。紫外線から髪を1日中守るためには、日よけのついた帽子を探してみましょう。
髪にもUVケアを:
髪の80~90%はたんぱく質、残りがうるおい成分からできています。紫外線にはたんぱく質を変性させる働きがあることを踏まえると、夏が髪にとって厳しい季節であるのも不思議ではありません。洗い流さないトリートメントや絡まり・もつれ防止のスタイリング剤などで、髪にうるおいを与え保護しておきましょう。髪用のUVケア製品もお勧めです。
頭皮を保護する:
頭皮の健康は髪の健康につながります。頭が毛髪で覆われていても(もしそうでない場合はなおさら)、頭皮が有害な紫外線にさらされることがないわけではありません。事実、皮膚ガンは頭皮や生え際にも発生しますし、髪の分け目にあたる部分は日焼けもするのです。
髪をケアする方法
シャンプーは一日一回で十分:
頭の皮脂は自然の分泌物であり、髪を紫外線から守ってくれる働きがあります。ですから、暑い季節にも洗いすぎは禁物です。
シャンプーの前にまずお湯で髪を洗い、ほこり等の表面的な汚れを落としてください。そのあとシャンプーを使って、髪と頭皮をしっかり洗います。清潔で健康な頭皮は、健康的な髪の成長に不可欠です。
すすぎには熱いお湯でなくぬるま湯を使用する:
髪をすすぐ際には、熱いお湯よりぬるま湯のほうがお勧めです。ドライヤーの熱が髪を傷めるのと同様に、熱いシャワーは髪に負担をかけてしまいます。また、水ですすぐと髪のツヤ感がアップします。
ブローする際のヒント:
熱を利用するスタイリング用品はできる限り避けたほうがいいのですが、髪をスタイリングしたり乾かしたりするならば、なるべく高品質のものを使用するようにしましょう。
髪質にもよりますが、きちんとブローした状態は最低でも2日は維持できるはずです。
健康的な食生活を送る:
何を食べるかは、髪にも非常に大きな影響を与えます。しっかりとたんぱく質を摂取するよう心がけてください。髪はたんぱく質からできていますので、お肉や卵などを摂ることは髪の健康的な成長・維持にも不可欠だと言えます。
質の良い食習慣は髪の健康的な成長を促し、抜け毛を防ぐことにつながります。毎日充分な栄養素を摂取しなければ、薄毛の原因にもなるのです。
自分自身を慈しみ、髪をいたわってあげましょう!
髪にちょっとしたひと手間をかけていくうちに、ケアの効果を実感できるでしょう。また、髪の状態の些細な変化にも気づきやすくなり、早めの対処ができるようになります。